



広島大学病院形成外科は2011年設立のまだ若い医局です。広島県は全国でも人口当たりの形成外科医の数,認知度が低く,県内の主要な総合病院・公的病院にもいまだに形成外科医が居ない所があります。
第2次世界大戦後の1940-1950年代,原爆の後遺症としてのケロイドや肥厚性瘢痕,瘢痕拘縮などはかつて広島の外科,整形外科あるいは皮膚科が担ってきました。
広島大学病院においても,1990年代まで整形外科,皮膚科の両方に形成外科診療班が存在しました。2011年に横田和典初代教授が就任し,広島大学病院における形成外科診療が本格化しました。2021年には広島大学病院国際リンパ浮腫治療センターの光嶋勲教授が科長を兼任し,広島大学形成外科は更なる躍進を遂げつつあります。
四国の愛媛県松山市に学会で行く機会がありました。愛媛県は海を挟んで広島の南隣の県です。広島への帰り道にフェリーに乗りました。最近建造された新しいフェリーらしく,内装も工夫されていてとても快適に過ごすことが出来ました。たまには瀬戸内海の船旅も良いものです。
音戸の瀬戸を通って呉港(くれこう)に入りました。呉港は海上自衛隊の珍しい艦船や潜水艦が停泊していて,結構間近に見ることが出来ます。
三原からの帰りに山陽自動車道,小坂サービスエリアの「瀬戸内レモンそば」です。ここは昔からフードコートが充実しています。今回初めて見かけて注文してみました。意外な取り合わせですが,さっぱり爽やか。夏バテに良さそうなそばでした。
お次は,呉市(くれし)で知る人ぞ知る「メロンパン」です。バイトの行き帰りに気になっていた,トンネルそばにあるメロン色のビルがお店です。普通のメロンパンを想像していたら,その重量の重さと,味の「重さ」のインパクトがかなり大でした。医局で3時のおやつにいただきました。中高生ならいざ知らず,中年のおじさんには一個完食は難しいボリュームでした。
同門有志によるビアガーデンを開催しました。コロナも落ち着き,数年ぶりに大学,関連病院の先生方,コメディカル,研修医の先生方を加えて集まることが出来ました。広島駅前のビアガーデンで楽しく過ごせました。今後もリアルで集まる会を増やしたいものです。
また,医局説明会を兼ねて,広島大学形成外科に入局希望の研修医の皆さんと食事の機会を設けました。この場で入局宣言して下さった先生もあり,また仲間が少しずつ増えて行くのは心強い限りです。来年からも頑張って行きましょう!
サミット期間中の土曜日にサミット会場の近くまで,自転車で行ってみました。・・・ええ,ただの野次馬ですね。交通規制中であり,会場警備の警察官の方が大勢おられました。もちろん会場の元宇品島には立ち入ることは出来ませんが,対岸にある公園の岸壁から,サミット会場のホテルだけは眺めることは出来ました。
この広島という地方都市の,しかもいつも目にする景色の中に,G7を始めとする各国の首脳が一堂に会しているというのは,田舎の人間にはなかなか感慨深かったですね。このG7広島サミットをきっかけに,世界中が少しでも良い方向に向かってくれることを祈ります。
先月紹介した,ドレーンの糸をカットする「リッパー」の使用状況です。ハサミを使うまでも無い,18G注射針では危ない・・・・というような,医療現場の「ちょっとしたカット」に便利な器具です。基本的に体表に固定したチューブ類の固定糸のカットを想定しています。また,鋭利な刃先が露出していないので,患者様も,処置をする私たちも,怪我をするリスクが大幅に少なくなります。
私たちは大学病院の病棟で毎日使っています。
続いては呉(くれ)市で売っている「フライケーキ」です。午後から予定していた大学病院のマイクロが急遽中止になったので,寄り道して医局の皆さんのおやつに買って帰りました。
店舗で売っているのはこれ1種類という潔さ。油まみれで新聞紙に包んでくれた出来たてが買えます。フライケーキは沖縄のサーターアンダギーの中にあんこが入ったような,1個90円とは思えないボリュームのお菓子です。お茶請けに買って帰った20個があっという間に無くなりました・・・呉出身のS先生には,高校生時代の青春の味だそうです。
4月以降,新しく入った先生方や,形成外科を選択してくださる研修医,院外からの見学の先生方,学生で医局も賑わっています。コロナ禍も終わりが見えてきて,賑やかな医局が戻ってきました。
近々,コロナ自粛も開けてきたので,久々に外病院の先生方も交えてビアガーデン行きを計画中です!
2023年5月のG7広島サミットを前に,広島の街中でも開催の機運が盛り上がってきています。あちこちで看板や標識,交通規制の案内を目にします。また警察官の方々を見る機会も増えました。
開催中は市内や県内高速道路で大規模な交通規制があるようです。広島大学病院は交通規制区画に入ってはいませんが,病院まで来るのを難しいと判断されたのか,外来患者さんの予約も大幅に変更やキャンセルが続いています。外来を休みにしたり,外勤先へ行くのを止める先生もおられます。学校も一部休校になりますし,結構な影響があるようですね。
最近はコロナ前のように広島市内で外国人の観光客の方を見る機会も増えてきました。G7首脳が広島に集うのは初めてのことです。色々と警戒が必要な状況と思いますが,どうか安全・無事にサミットが開催されることを祈ります。
一昨年から広島大学形成外科で開発した医療器具を,病棟で使用しています。「リッパー」と仮に読んでいますが,病棟処置の際にドレーンを固定した糸を安全にカット出来る,手軽で小型の刃物です。第82回日本形成外科学会中国・四国支部地方会(オンライン),第28回日本形成外科学会手術手技学会(川崎市)で発表し,それなりに反響がありました。
今現在,病院内の色々な病棟でドレーンを毎日のように抜去しているのですが,いちいちハサミを借りなくて良いので大変便利です!今や,病棟回診の際には欠かせない器具になっています。実際に購入も可能ですが,さらなる性能の向上とコストカットを目指して日々試行錯誤を続けています。
形成外科外来には,老若男女様々な年齢層の方がやって来られます。子供の患者さんが来た時に,少しだけでも和むようにと,診察机の引き出しに小さなおもちゃを準備しています。小さくて,手軽で,壊れにくく,子供の注意を惹くもの・・・・ということで,ミニカーやお土産屋で売っている,握ると目玉が飛び出す人形(「飛び出しマスコット」というそうです)を置いています。全国の学会に行くたびに,ご当地物を買っていたら,結構な数になってしまいました・・・・遊ばれすぎて(?)片目を負傷したものや,汚れてきたものを整理しました。
カラフルな人形やおもちゃが診察机に並んでいると,初診で診察室に入ってきた子供や,付き添いでやってきたお兄ちゃんお姉ちゃんも,眼を輝かせて良い子でおとなしく遊んでいます。また,赤ちゃんの顔の写真を撮るときに注意を引くのにも有用です。
3月末で,女性専門医の方が1名,退職されました。大変優秀な先生で韓国の医大を卒業して来日,以後国内で初期研修,形成外科研修を行い,昨年には見事形成外科専門医試験に合格されていました。当然日本語も英語もペラペラでした。今回はご家庭の事情ということで仕方がありませんが,とても残念です。
彼女が医局に処分してほしいという本を置いて行かれました。勉強熱心な彼女が残していった中に,日本語の医学書や形成外科の専門書,洋書に交じって韓国語の本もありました。ハングルで書かれた本は,当然ですが何が書いてあるのか,私たちには一文字も読めません・・・・彼女の才能に改めて驚いています。
どうかお元気で。今後はきっと祖国でもご活躍のこととお思います。
広島県は北海道に次いで全国第2位の無医地区の多い都道府県です(北海道76に対して広島59,千葉,東京,神奈川,大阪には無医地区がないそうです。
参照:政府統計の総合窓口 令和元年度無医地区等調査)。
広島県の中でも,瀬戸内海に面した南側は比較的医療機関が多いのですが,北側の中国山地側は無医地区が特に多く,当然形成外科が常勤している医療施設もありません。
そこで,今年度より県北の市立三次(みよし)中央病院で月一度の形成外科診療を開始する事にしました。将来的に私たちの仲間が増えて,広島県内のどこでも,当たり前に形成外科医療が受けられるような環境づくりを行って参ります。
この度,下見を兼ねて広島大学から市立三次中央病院までお邪魔してきました。実際に病院を拝見し,形成外科で出来そうなことを提案させていただきました。今後色々とお役に立てると良いのですが・・・・
ちなみに広島大学病院から市立三次中央病院まで,行きは高速バスで,帰りはJR芸備線を使ってみました。どちらも広島駅発着です。
感想は・・・・やっぱり遠い!地元広島県,広し!しかし,めげずに県北の皆様のため形成外科の普及に努めて参ります。次回からは車で行くことにしますが,雪の積もる冬場が心配ですね・・・三次やその奥の庄原(しょうばら),はては県境を越えて島根県から広島大学病院まで通院されている患者さんも結構いますが,大変さが身に染みた1日でした。
今年の4月は3人の新人が入ってくると同時に,産休中の優等生F先生も戻って来られます。今現在,専門医クラスばかりが最小限の人数で,日々省電力モードで働いております。あと3週間・・・・これを何とか乗り切れれば,明るい未来が開けることでしょう!
また,このホームページのお陰か,最近では広島大学以外の方からの問い合わせ,見学の方が,増えています。みな大歓迎です!
4月には,春休みが終わってポリクリ,アドバンス学生,研究実習の学生もやってきます。
皆様をお迎えするため,今年に入ってから,医局員の自宅でお蔵入りになっていたル●バ君が,医局の床カーペットを一生懸命掃除してくれています。もちろん「なおるん」ステッカーが貼ってあり,文字通りナオルンルン(?)掃除してくれます!
最近ポリクリ(臨床実習Ⅰ)やアドバンス(臨床実習Ⅱ)で縫合練習したいというご希望が多く,この度学生さん用に新たに縫合セットを6セット揃えました!予算の都合で格安器具と100均ショップのケースですが,中々良い感じです。ついでにケースのフタには,形成外科キャンペーン公式キャラクター「なおるん」ステッカーを貼付。「がんばってね!」と縫合実習に取り組む学生さんをハートで励まして(?)くれます。やっとこのステッカーが役立つときが来ました・・・・
ちなみに,早速頑張って縫合練習を行って貰いました。全体的には好評の様ですが,中にはかなり苦戦している人も・・・・
上側の4年生3名に比べて,下側の5年生2人はさすが!!
しかし,縫合の痕というのは,性格が表れてなかなか面白いですね。まあ,学生ですし1-2回教えただけですので,こんなもんで全く問題ありません。あとは形成外科に入って実践あるのみ,そうすればイヤでも上達していきます。
形成外科の実習中に顕微鏡下の血管吻合の実習をしたい,という要望も昔からかなりあります。これまでリンパ浮腫治療センターのM先生が個人的に頑張ってマイクロ道場を開催されているのですが,この度,医局セミナー室の一角にマイクロ練習可能なコーナーを設置しました。器具類も100均ケースで美しく整理し,さらに「なおるん」ステッカーでカスタマイズ。マイクロ糸針も期限切れ物品を確保し,今後も少しずつ環境を整えて参ります。
1月から,ポリクリ(臨床実習Ⅰ)が4年生で開始となりました。同時に選択実習(アドバンス・臨床実習Ⅱ)で形成外科を選んでくれた5年生が2人,来てくれています。講義がたったの1コマ,実習が実質2.5日しかない広島大学では,形成外科に興味を持ってくれること自体が大変難しく,選んでくれることはありがたいことです。
そしてさらに,形成外科志望の研修医の方もローテーションして下さって,医局は普段の倍以上の若い人たちで賑わっています!
研修医の方はもちろん,アドバンスで実習に来てくれた学生には,どんどん手術に入ってもらいます。夜まで頑張って残ってチャンスがあれば,何かいいことがあるかも?
関連病院に出向中のU先生,今年は形成外科専門医試験の受験です。論文投稿や申請書類の作成は結構大変でした。ペーパーテストの対策と勉強も,もちろんバッチリだと思いたいのですが・・・
速報では,二次面接に残る必要は無かったようですが,さて結果はどうでしょう!?
4月から新たな専門医デビューを期待したいです!
お陰様で12月末に同門会誌第2号を無事発刊,同門会員皆様の元に届けることが出来ました。今回は,いつもの業績集などに加え,指導医クラスのメンバーのエッセイ,各施設の特徴紹介ページも設けました。
毎年全国各地から届く大変立派な他大学同門会誌の足元にも及びませんが,まずは広島大学形成外科同門内の結束と継続を目標に,今後もまた内容の充実を図って参ります。(同門会メンバー内のみ限定で発行しています)
今年は広島大学形成外科への入局希望者が多く,最後まで迷っていただいた方が4名,最終的に3名の方が入局決定されました!
来年4月以降,主に大学病院で研修を開始していただきます。広島の形成外科診療を担ってくれる,貴重な人材となります。
形成外科や皮膚科では,よく写真を撮ります。多くの形成外科では,犯罪現場の記録に鑑識課で使われるような,ごっついカメラを使っています。レントゲンやCT,MRIなどの画像や検査値ではなく,外観で勝負の形成外科は術前・術中・術後の写真撮影が命。専門医の申請書類にも写真は必須です。
そこでデジタル一眼レフカメラにマクロレンズを装着し,リングフラッシュで撮影しています。今では純正品でカメラ本体からマクロレンズ,リングフラッシュまで揃えられるのは,国内一社だけとなってしまいました。
30年も前から変わらないのは,ここのフラッシュの接続部分が破損しやすい事です。注意書きはしてあったのですが,このフラッシュもついに逝ってしまいました・・・・新しいフラッシュを注文しましたが,在庫が無いのか,届くまで3週間掛かるようです。テープ固定でとりあえず撮影は可能ですが,気を付けて使いましょう。この構造,何とかなりませんかね~?
6から7月は,見学の研修医の先生,臨床実習Ⅱ(選択実習)の6年生,ポリクリの5年生,研究実習の4年生と,連日大勢の若者で医局は賑わっていたのですが・・・・
夏休みになり,研修医も学生もゼロ。とても静かな時間が訪れています。秋からの実習再開に向けて準備をして参ります。
さらに,大変有望な形成外科専攻医のF先生が8月から産休に入られました。しんどい時に大きなお腹で外来や病棟,手術を最後まで頑張ってくれました。本当にお疲れ様でした。あとは元気なお子さんを生んで,落ち着いたらまた皆で一緒に仕事をしましょう!優秀なF先生,論文はもう書かれましたので,専門医までにあとは手術の経験を積むだけです。
広島県は海あり,山ありで同じ県内でも色々なところがあります。コロナで県外への旅行が制限された中でも,色々と変化に富んだ景色を楽しむことが出来ました。今回は広島県内の色んな「橋(はし)」に注目してみます。
広島県でも岡山県との県境に近い中国山地の山の中,帝釈峡(たいしゃくきょう)の中の橋です。実際に人が渡る訳ではありませんが,石灰岩が削れて自然に出来た雄橋(おんばし)です。日本百景,国の名勝地で世界三大天然橋に数えられているそうです。
瀬戸内海に面した広島県は島が多く,本州と島や,島同士をつなぐ橋が無数にあります。安芸灘大橋(あきなだおおはし)は,広島県呉市(くれし)と下蒲刈島(しもかまがりじま)をつなぐ水色の橋です。20年ほど前に出来た結構新しい橋ですが最近映画のロケで使われてちょっと有名になっています。島の病院に当直に行くのに渡ったことがあります。
最後は広島空港大橋,別名では広島スカイアーチというそうです。広島空港は広島市内から離れた山奥にあるので,普段余り目にすることは無いのですが・・・三原市の病院に車で行った帰りに,道に迷って(?)たまたま見かけました。雨の日に見ると霧や雲がかかったようになって,はるか高いところに見えて迫力があります。
県内の人でも,渡ったことはあっても,下から見たことのある人は余り居ないかもしれませんね。アーチ橋としては,アーチ部の長さ380m,地上からの高さ190mで国内最長(世界ランキング15位)だそうです。意外な日本一でした。
今現在,研修医の先生1名に加え,医学部6年生(臨床実習Ⅱ・アドバンス)1名,医学部5年生(臨床実習Ⅰ・ポリクリ)4名,医学部4年生(研究実習)2名が形成外科を回ってくれており,若手でにぎわっている状態です。
形成外科専門医前の先生が連携病院に出向し,代わりにそこから専門医の先生が大学に帰ってこられました!これまで慢性的な人手(執刀医)不足でしたが,これで少し改善されそうです。とにかく人が居ないので,若手にはどんどん手術を覚えてもらいます!
また,現在形成外科の男女比は1:1。女性医師の活躍なしには成り立ちません。妊婦さんも居ますが,無理が掛からないように,出来そうなこと,希望することを続けてもらっています!
77年前の原子爆弾投下により,広島市内は壊滅的な被害を受けました。ほとんどの建物は壊れましたが,いくつかは今でも残ってその被害を今に伝えています。最も有名なのは原爆ドームでしょうが,広島大学病院のごく近所にも,実は被爆建物が残っています。広島市南区の「旧広島陸軍 被服支廠(ひふくししょう)」です。100年以上前に建てられたレンガ造りの建物で,軍服などの製造・調達・貯蔵を行った軍需工場だったようです。
道路からはコンビニの奥に少ししか見えませんが,近づくと裏通り沿いに延々と建物が続いています。通勤帰りに傍を通ることもありますが,この時代の建物は広島市内に珍しいですね。
ちなみに,こちらは「京橋(きょうばし)」。広島市内を流れる京橋川に掛かっている橋です。広島駅の近くにあります。普段あまり気にしないのですが,結構古い橋で,原爆でも落ちずに生き残ったそうです。爆風が丁度橋を通り抜ける方向だったので壊れなかったとか・・・よく見ると欄干の飾りなど,とても雰囲気のある橋ですね。
広島大学医学のカリキュラムでは,もともと形成外科のポリクリ(臨床実習Ⅰ)は2日半しか設定されておらず,形成外科の魅力を十分に伝えることが出来ません。
そこで,その後の自由選択(臨床実習Ⅱ)で形成外科を選択して下さった学生さんには,ポリクリで出来ないような外来の見学や手術の手洗い参加,縫合の練習などを行って貰いますがここ最近のコロナ禍のため,医学部の学生実習も病院内での外来や手術見学が制限されています。
今回は研究室までの学生出入りが許可されましたので,医局で密を避けて手術用顕微鏡を用いた血管吻合の練習をしていただきました。ポリクリではほとんど時間を取れない縫合や結紮の練習もしていただきました。オンラインでオンラインやビデオ教材がメインの実習となっており,今後の医学教育が一体どうなっていくのか不安な毎日ですが,やる気のある学生さんがおられて安心です。
今国際リンパ浮腫治療センターの先生が,形成外科専門医試験に合格されました。手術症例の写真を含めたレポートの提出,膨大な量の過去問題の暗記と筆記試験,面接をクリアしての合格です。誰しも通る道ですが,医師国家試験の後では最も過酷な試験でしたね・・・・おめでとうございます。これからのご活躍を期待します。
医局の皆にわざわざ試験を受けた東京のお土産を配っておられた先生・・・コロナでなければ,皆でお祝いに飲み会にでも行くのですが・・・残念です。
広島大学形成外科同門会誌の記念すべき第1号を発刊し,年内ギリギリとなりましたが何とか同門会会員の皆様に発送することが出来ました。
広島大学形成外科の始まりは40年前ほど前までさかのぼりますが,今回はその黎明期の形成外科診療をご存知の先生方による随筆集を掲載しております。貴重なご寄稿をお寄せいただいた先生方に感謝申し上げます。その他にも,同門会長である光嶋 勲教授による挨拶,業績集,同門会会員のリスト,関連施設なども掲載しております。今後も広島大学形成外科同門会の皆様に有益な情報を掲載して参ります。
▼ コロナ禍以降,全国学会の現地参加は控えて来ましたが,第5波がほぼ終息した中,ほぼ2年ぶりに広島県の県境を越えて学会参加して参りました。新幹線に長時間乗るのも久々でした。知人友人にも直接会えて,やはり現地開催でなければ得られない事も多いですね。
コロナウイルスは,今度はオミクロン株の心配も出てきていますが,何とか終息に向かって欲しいものです。
ちなみに,形成外科は例年院内の複数の部署から忘年会参加のお声が掛かるのですが,今年も忘年会ゼロでした。
今日も広島県三原市の病院に出張して参りました。師走で山陽自動車道の交通事故のニュースも多く,気温の急激な低下で路面凍結の恐れもありましたので,久しぶりに新幹線です。広島から各駅停車のこだま号に乗って30分程度で到着です。三原市と言えば,タコと共にダルマでも有名です。
ちなみに帰りの新幹線こだま号は500系新幹線の特別仕様車です。一部のマニアの間では有名なのでしょうか・・・・間近で見られるのも,こだま号が停車する三原駅ならではですね。
11月26日は,宮本形成外科の初代院長,宮本義洋先生の2度目の命日でした。1970年に広島大学を卒業された宮本義洋先生は,広島大学をはじめとして広島地方の形成外科の礎を築かれ,市内の南区段原に宮本形成外科を開業後も,奥様の宮本博子先生と共に多くの患者様に最新の形成外科診療を提供して来られました。また,大勢の若手形成外科医師にその技術・考え方を惜しみなく伝授してこられました。
毎年この時期には,偉大な宮本義洋先生の事を改めて想い出し,貴重な教えが今でも役立っていることを実感します。
●広島県内の総合病院でも,形成外科が開設されてない施設はまだまだ多く,要請に応じて出張に手術に行く機会も多いです。今日は午後から三原市の病院に手術に行って参りました。帰りか遅くなったので,折角なので三原市内で食事・・・三原と言えば,瀬戸内海で獲れるタコが有名ですね。コロナ禍も落ち着き,飲食店も賑わっているようです。車なので残念ながら食事だけでしたが・・・
▼20年以上続いている,広島の皮膚科医と形成外科医による勉強会です。広島大学医学部霞キャンパス内の広仁会館と,オンラインによるハイブリッド開催2回目です。今回は「はやり眼」で自宅待機中のスタッフ含め,10名程度がオンライン参加されました。また,今回からのオンライン配信用の各種機材は,岡山形成外科の岡山直靖先生からの貴重な御寄付で新たに購入する事が出来ました。改めて御礼申し上げます。広島大学皮膚科の先生方の運営もスムースです。
●広島大学病院から歩いて20分のMazda Zoom-Zoomスタジアム広島です。
いわゆる“カープ女子”が話題になって久しいですが、今回の写真は当科内カープ女子代表の秘書さんよりいただきました。
今年のカープは交流戦やペナントレースも本来の粘り強さを出せない場面が多かったようです。
加えてコロナ禍による入場制限もあり、県民の皆さんの応援がなかなか選手たちに届きづらいようでした。そんな中でも、選手の皆さんのひたむきなプレーに感動した方も多いかと思います。私たちも選手たちの活躍を糧に、バリバリ仕事に励もうと思います。
来季のカープにもバリバリ期待しましょう!(今年のカープのキャッチフレーズは、広島弁で“ものすごい”という意味の“ばり”を使った「バリバリバリ」でした)
●広島大学病院前交差点です。奥が構内で,向かって右手が附属病院の建物です。毎日のように通りますが・・・実はこの交差点,数年前からいわゆる「スクランブル交差点」になっております。渋谷の有名な交差点に比べると随分小さくて,時間帯によっては,歩行者青信号になっても誰も渡っていません。
ちなみに,スクランブル交差点は全国に何百カ所もあって,広島県内でも15カ所くらいあるそうです。
●広島大学病院の南側に,黄金山(おうごんざん)と言う山があります。その展望台からの眺めを紹介します。広島市は太田川(おおたがわ)という川の三角州に中心部があり,市内にあちこちに川が流れています。三角州の東寄りに比治山(ひじやま)という低い山がありますが,その傍に広島大学病院があります。この辺りは比治山の陰になって,原子爆弾の被害が少なかった地域で,最近まで再開発が行われていました。広島市内の中でも,比較的新しい建物や道路が多くなっています。
写真の中央辺りが,世界遺産原爆ドームのある爆心地の方向です。
●今日はまた,広島市から南東の呉市(くれし)方面の病院で外来と小手術です。昼から大学病院に帰って,耳鼻咽喉科・頭頸部外科の遊離皮弁による再建です。帰りには高速道路では無く,気分転換に広島湾沿いの下道を通って帰ります。秋晴れの爽やかな青空と,のんびりとした瀬戸内海の風景です。今日の手術が終わって,家に帰れるのは何時になるかなあ・・・といったところですね。
▼20年以上続いている,広島の皮膚科医と形成外科医による勉強会です。以前は中国電力病院さんで開催しておりましたが,最近は広島大学医学部構内の広仁会館で開催しています。
今回,コロナ禍の中でもあり,現地開催とオンライン配信も行いました。まだ回線が不安定ですが,わざわざ現地まで集まらなくて良いとのことで,参加された院外の先生方には好評でした。配信を行っていただいた広島大学皮膚科の先生方ありがとうございました! 次回は11月開催の予定です。
●今日はこちらの病院で勤めておりました。安佐市民病院です。広島市北部の拠点として、急性期医療から地域包括ケア・コロナ対策まで各方面に力を入れている病院です。広島市の区別人口で最多の安佐南区からもアクセスが良く、遠くは島根県西部からも患者さんが搬送される病院です。
形成外科は皮膚科や整形外科顕微鏡脊椎脊髄センターや外科より依頼を受け、手術をすることもあります。
こちらの病院は現在、新たな病院への移転計画中です。
こちらが現在工事中の新たな病院です。外観は概ね完成しているようです。JR可部線が“あき亀山駅”まで延長され、駅から病院入り口に直結できるよう計画されています。患者さん・地域の皆さん・職員の皆さんも新たな病院を心待ちにしているかと思います。私も新しい病院の完成が楽しみです!
今は工事関係者の方のみが出入りしていますが、多くの患者さんで賑わう明るい病院になりそうですね。
広島市立新安佐市民病院(仮称)新築工事
◆宮本形成外科 宮本純平院長によるレーザー治療に関する記事が,中国新聞の「専門医が診る」に掲載されました。(2021年8月11日および9月8日)
(※リンク先の記事閲覧は有料になります)
●広島市南区の大学病院界隈です。広島駅の前を通って,段原通りを南に,広島港方面へ向かっています。
マツダスタジアムの案内板,左手に同門の宮本形成外科さんの青い看板。一番奥に広島大学病院が見えます。
▼乳腺外科医と形成外科医による,乳房再建と乳癌術後の整容性を取り扱う全国学会です。当科の佐々木医師がシンポジストとして参加いたしました。本来,東京の学会場に参加して登壇・議論するのですが,コロナ禍のためオンライン参加です。
医局のパソコンに向かって講演を行っているところです。普段の仕事中と,何ら変わりないですが・・・
コロナ禍の終息もなかなか見通せず,今後はこういった機会が増えそうです。
広島県内の総合病院には形成外科がまだ設立されていない所も多く見られます。そういった病院へ,大学から出張で形成外科診察,手術などを行っています。広島県と一口に行っても,結構広いです。広島の風景と共に外勤の様子などを不定期でご紹介します。
●広島県は呉市方面の病院で午前中外来をして来ました。普段は午後から大学で遊離組織移植による再建手術が入ることが多く,急いで大学に帰ることがほとんどです。今日は手術がキャンセルになり,ちょっとだけ寄り道をして帰りました。さて,どこでしょうか?道路の横に潜水艦!?インパクトありますよね・・・
広島大学病院 形成外科・国際リンパ浮腫治療センターのホームページを一新いたしました!入局当時から考えていたことなので、とてもうれしいです。患者さんはもちろんですが、形成外科に興味があり、広島の医療に貢献したいと考えている研修医の先生の目に留まればと願っています。2021年8月27日 U
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